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1998年の「トロッコわたらせ渓谷」運行開始に合わせ、同列車の牽引用にJR東日本からDE10形ディーゼル機関車の譲渡を受けたものである。当初は1537号機の1両が譲渡されたが、譲渡の際にあかがね色と金色に塗装変更されており、客車にあわせたデザインとなった。また2001年のわ01形「サロン・ド・わたらせ」運行開始に際しては、2000年に更に1両（1678号機）が増備されたが、こちらは従来の塗装を堅持している。わ01形はその後廃車されてしまったが、DE10形自体はその後も2両体制で推移しており、単機で「トロッコわたらせ渓谷」の牽引を行うだけでなく、イベント時を中心にプッシュプルで桐生駅まで乗り入れる運用に就いたりと柔軟な活躍をみせることもある。2012年には新型トロッコが導入されるが従来のトロッコ列車も併存されることとなり、引き続いての活躍が期待される。 2011,12,27 大間々 |
