TLR0600E形(0600E形)
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 従前富山駅の南北で分断されていた富山ライトレールと富山地方鉄道の市内線だが、あいの風とやま鉄道の富山駅高架化とそれに伴う周辺整備に伴い、両路線を接続のうえ一体的に運用されることとなった。これに伴う運用増を見据え、当時の富山ライトレールでも車両を1本増備することとなった。開業時以来の車両増備となったが、既に10年以上が経過していることから仕様変更がなされることになり、車両番号は既存車両の続き番号ながら形式が区別されることになった。これにより誕生した形式がTLR0600E形で、2019年に新潟トランシスで製造された。車体は既存車をベースとしているが、行き先表示器は前照灯はLED式となり、既存車や9000形よりも小型化され、片側12灯の配置となった。テーマカラーはそれまでの車両とは異なり、富山都心部への直通を見据え「都市」のイメージを表したシルバーとなっている。車両性能は概ね既存車と同等だが、主電動機は既存車がボンバルディア製であるのに対し、此方は東洋電機製となっている。車内はボックスシート基調のセミクロスシートで、こちらも基本的なレイアウトは既存車と変わりないが、座席が変更されており、黒を基調としつつ、背ずりは「富山湾の命の水」をイメージした青色の皮革になっている。なお、この変更は既存車にも反映されている。また室内灯もLED灯に統一された他、乗降扉付近の照明位置が変更されている。本形式は2019年3月に営業運転を開始した。2020年2月の富山ライトレール経営移管に際しては他のTLR0600形と共に富山地方鉄道に引き継がれたため、富山ライトレールに車両として在籍していたのはわずか11か月程であった。現在は他車に混じり、富山港線と富山市内線の双方で運用されている。

 2026,09,13 富山駅


2026/09/19