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EH形はED形(1958年製のED15・16)2両から流用された電装品に新造車体を組み合わせた機関車で、1974年に落成した。片側には運転台がなく2連で1編成を組むことを前提とした連結機関車であり、全国的にも数少ないかつ私鉄では唯一のEH級機関車である。車体は他の箱型機関車に類似しているが、基本的に他の機関車と連結する事がないので車両前面のジャンパ栓が省略されている事が、前面形状における差異となっている。片運転台構造のため基本的に2両連結されているが、他のEH級機関車と異なり単独での走行も可能であり、そのため1両ごとに車番が分けられている。私鉄におけるEH級機関車の登場は当時話題となり、落成翌年の1975年には私鉄機関車としては異例のローレル賞を受賞している。2両が改造されたものの常時2連を組むことで性能過多となる場面も多いことから、追加での改造・新造はなされず、50年以上に渡り孤高の存在となっているが、その性能ゆえに観光シーズンでは主力車両の筆頭となる。尚、当初はEH形と称していたが、1993年の増速化改造に伴い形式がEHR形に変更されている。
2011,07,30 出 平 |