EB形
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 1923年登場。黒部峡谷鉄道の前身となる当時の日本電力の専用鉄道が初めて発注した電気機関車である。初期の2両はアメリカのジェフリー社で製造されたものであるが、その車両をベースに、3号機目以降は日本で製造されるようになった。凸型の形状であった1両を除きL字型の車体形状を有し、製造当初は草軽電気鉄道のデキ12形等に類似していた。本形式は総勢7両が製造されて、職員輸送や入れ替えに従事した。1953年の地方鉄道法適用により、それまでの専用鉄道で本格的な一般旅客運用が行われるようになってからも、旅客輸送はED形が充当されていたため、当形式は引き続き入れ替えを中心に使用された。L字型であった車体には後に機器が追設され、その部分がボンネット状になった他、集電装置もポール集電からZ形パンタグラフに換装される等、総じて原型とは大きく異なる姿になった他、塗装も当初は黒一色であったものが後にオレンジ色に改められている。このような改造を経て、一部車両を除いて1984年まで現役で使用された。廃車後、EB5号機が宇奈月駅前に静態保存されているが、保存にあたっては登場時の姿に復元され塗装も黒一色に改められた他、集電装置もZ形パンタグラフからポールに戻されている。

 2026,09,13 宇奈月


■Variation
 後位側を望む。此方側にも灯具が取り付けられている。後年はこの部分にボンネットが追設されていた。

 2026,09,13 宇奈月

2026/09/16