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デヤ7290号車の増設運転台側。8000系に準じた前照灯・尾灯が取り付けられているが、配管がむき出しになっている他必要のない方向幕は取り付けられていない(種別表示は前面窓に板を取り付ける)。デヤ7290号車は架線検測車を兼ねており、架線検測用のドームが中央部に取り付けられている他、前位側には検測用のパンタグラフが取り付けられている。尚、集電用のパンタグラフは晩年シングルアームパンタグラフに換装されていた。
2014,02,16 東急テクノシステム |
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解体を前に、トレーラーに積載された状態ながら等々力競技場に運び込まれたデヤ7200号車。Jリーグチーム「川崎フロンターレ」と東急の共同イベント「川崎の車窓から〜東急フェスタ〜」にて目玉として企画されたもので、トレーラーに積載された状態ながら、車内への立ち入りやオリジナルの前面における方向幕の回転等が行われた。この翌日には解体場に陸送されているため、デヤ7200号車にとっては最後のイベントとなった。
2013,11,10 等々力競技場 |
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1998年に製造されたサヤ7590号車。従来JR東日本からマヤ34形を借り入れて行っていた軌道検測を、自社の車両で行うという目的をもっていた。車体は他の2両とは異なりステンレス製で、冷房装置は分散型のものが搭載されている。尚、検測用の台車を有することから、通常の車両とは異なり3台車方式となっている。このうち中間の台車にはブレーキ装置が取り付けられていない。塗装は他の2両に合わせられており、こちらも「派手車」の様相となっている。比較的新しいことから本車は7200系引退後も存続し、7500系と組んで引き続き軌道検測を担うことになった。尚、併結相手が変わった後も塗装は従来のままであり、総合検測時等で本線走行をする際は引き続き目立つ存在となっている。
2012,02,10 長津田検車区 |