7000系
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 2007年登場。在来車両の置き換え用に製造された東急多摩川線・池上線における新標準車両である。5000系がベースとなっているが、こちらは18m3ドア車体でありその形状は大きく異なっている。前面は丸みを帯びた流線型の形状となり、優しいイメージを醸し出している。配色面においてはコーポレートカラーだった赤色を全く使わず、旧3000系列の標準塗装である緑色の濃淡色をあしらっており屋根上も緑色に塗られている。車内は木目調で温もりを感じさせる仕上がりとなっており、ドア上部にはLCDが取り付けられたほか車端部には3人掛けのクロスシートが設置され、プラットホームとの段差も低減されるなど乗客の意見を反映させておりサービス及び快適性の向上が図られている。この車両は従来の池上・多摩川線の車両と異なりATCが搭載されており、検査時などで他線を走行する場合も自走が可能となっている。第1陣は2007年末に営業運転を開始し、当初は2011年度までに総勢3連19本が製造される計画であったものが変更され、長らく7本の陣容となっていた。1000系1500番台の投入が続いたことで7000系の増備が途絶えたものの、2017年に増備が再開されている。2018年までに3連15本の陣容となり、同年までに7600系・7700系の置き換えが完了した。

 2008,07,24 旗の台


■Variation
 2017年、実に6年ぶりに製造された7108F。外観はそれまでの7000系とほぼ変わらないが、製造当時より前照灯がLED化されている他、クハ7300形の台車や一部の空調機器は5000系6扉車の廃車発生品が流用されている。また、車内LCDは17インチのものに拡大されている。なお、2017年度以降の車両は基本的に2編成ないし3編成が同時に甲種輸送されている。

 2018,03,11 五反田

2019/09/04