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1983年、最初に落成した試作車。当時としては珍しい車外スピーカーを設置しているが、試作車のみ側窓の上に取り付けられている。この編成は現在、編成を3両に短縮の上中野検車区の訓練車を兼ねて動態保存されている。
2012,08,04 渋 谷 |
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1990年に落成した2次車からは当初より冷暖房装置を搭載し、銀座線初の冷暖房車両となった。それまでの非冷房車ではトンネル内の冷風(当時はトンネル内が冷房化されていた)を取り込む通風口が設置されていたが、冷房車ではその必要がなくなった事から車外スピーカーを除いてなくなっている。また車内の座席がバケットタイプのものへと変更された他、新製当時より自動放送装置が搭載されている。
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1992年に落成した4次車からは前面の表示器がLED化された他、車内に車椅子スペースが設けられる等よりバリアフリーに対応した車両となった。このグループまで制御方式は高周波分巻チョッパ制御方式が採用されている。
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1993年、最後まで残った2000形を置き換える為に製造された37編成と1997年の列車増発用に製造された38編成のみ、IGBT-VVVFインバーター制御方式が採用されている。これら2本の一部は次世代車両開発への試験車となることが多く、現在も永久磁石同期電動機や炭化ケイ素を用いたインバーター装置が搭載された車両が存在する。また38編成では蛍光灯のLED化がなされ、後に1000系へと反映されている。
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