7000系
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 1994年、ゆりかもめ開業を前に製造された。新交通システムの車両としては初めてステンレス車体が採用されているが、制御方式はサイリスタ位相制御方式でありVVVFインバータ制御方式は採用されなかった。ステンレス車体の他に、クロスシート・プラグドアなども新交通システムでは初めて採用されたものである。本系列は輸送力の増強にあわせて1997年・1998年にも追加増備がなされているが、このうち1998年に製造された車両は車内がセミクロスシートとなった他プラグドアは廃され外吊り扉となるなどマイナーチェンジが図られている。1998年までに6連18本が製造されその後は7200系に製造が移行しているが、7200系は広義の7000系に含まれるため総勢は6連26本となる。尚、ゆりかもめでは基本的に無人運転を行うが、先頭部右側にはデジタル速度計・右手ワンハンドルマスコンなどを有す運転台が備えられており、手動運転が行われることもある。尚、ゆりかもめは2013年以降に新型車両である7300系を順次投入することが決定しており、狭義の7000系はその新型車両によって今後置き換えられていくこととなる。

 2008,11,02 有明テニスの森


■Variation
 1998年に製造されたグループ。このグループではプラグドアが廃され外吊り扉へと変更された他、混雑緩和の為に車内はセミクロスシートとなった。更に前面デザインも若干変更されており、前面のラインが斜めに拡大されている。

 2007,12,02 新豊洲