71-000形
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 2025年登場。りんかい線の開業当初から使用されてきた70-000形の置き換えを目的に導入された車両である。直通先のJR東日本E233系をベースとした車両であり、形状は同形式に類似しているが、こちらは総合車両製作所の手掛けるステンレス車輌ブランド「sustina」が採用されている(前頭部はE233系同様FRP製)。外装は東京湾をイメージしたものとなり、側面は腰部から窓上にかけてブルーとエメラルドグリーンのグラデーションラッピングが配され、その中央には3本の波型模様があしらわれた。ホームドア高さを考慮した結果のデザインだが、E233系をベースとした車両の中でも非常に目立つデザインとなっている。なお、号車表示とピクトグラムは側面の配力と併せられたほか、隣接車両との連続性を意識してデザインされており、本形式の特徴の一つといえる。前頭部は「優しい微笑み」をイメージした曲線基調のデザインとなっている。本形式の制御方式はE233系と同様のIGBT-VVVFインバーター制御方式で、機器を二重化することで冗長性を確保している。車両情報装置もE233系と同様TIMSが採用され、共通化が図られている。車内はオールロングシートで、E233系と同様片持ち式座席が展開する。袖仕切りは強化ガラスがはめ込まれており、開放感のある車内としている。妻面は紺色の木目調となっている他、床材は濃い灰色を基調に「お台場海浜公園のビーチ」をイメージした黄色のチップが配されている。座席モケットは水色とピンク(優先席)を基調としつつ、レインボーカラーをブロックパターンで配した独自仕様のものが採用された。つり革は乗降扉付近を除き握力が弱くてもつかみやすいよう丸みを帯びた形状となった他、荷棚とあわせ従来車よりも低い位置に設置している。このようにE233系とは一線を画す内装となっており、本系列の特色と言える。各車とも車端部にはフリースペースを備える他、セキュリティ向上のため各車とも乗務員がリアルタイムに確認できる防犯カメラや非常通報装置を備え、前頭部には事故、災害等の原因究明に備えた前頭カメラが取り付けられている。なお、車内案内表示器は2画面のLCDで、表示内容はE233系に合わせられている。71-000形は2025年10月から営業運転を開始した。袖仕切りは今後、2027年度までに10連8本の陣容となる予定で、70-000形を置き換えていく。

 2026,01,04 南古谷


2026/01/05