 |
テ201形は1928年から製造された10t積みの鉄製有蓋車である。主に葛生駅周辺で産生される生石灰の輸送に用いられた貨車の一つで、既に同じ10t積みの鉄製有蓋車としてはテ121形等が既に在籍していたが、こちらは骨組みが外部に露出している点が特徴である。前述のとおり、葛生駅周辺の貨物駅で生石灰を積載し、主に業平橋駅に隣接していたセメント工場まで移送してセメント生成に寄与した。除籍後も一部が台車を外されて倉庫代用とされたり、台車も含めた完全な形態で車庫内で倉庫代用として活用されていた車両も存在した。このうち、長らく七光台検修区で倉庫代用として使用されてきたテ241号車が、東急デキ3021号と共に2009年に上毛電気鉄道に譲渡され、再整備のうえ大胡駅構内で保存されており、イベント時等にはデキ3021と連結して構内走行が披露されることもある。
2025,02,22 大 胡 |