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20400系は種車の組み合わせから4種類の番台に区分される。このうち20420番台は、元20000系の先頭車と元20070系の中間車から組成されたグループであり、先頭車と中間車でやや車体形状が異なっている。中間車がいずれも20070系からの転用であるため、補助電源装置の素子はIGBTとなっている。元々20070系自体3編成しか在籍していない車両であることから、20410番台、20420番台いずれも3編成の陣容となっている。
2019,01,19 新栃木 |
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20430番台は全車20050系を種車としている。走行機器類も基本的に流用しており、20410番台、20420番台とは異なり補助電源装置の素子はGTOとなっている。このうち両制御車は5扉車から改造されており、一部扉を埋めて3扉に改められている。埋められた扉の部分にも座席が配置されているが、窓割が他の車両とは異なるため外観、内装ともに容易に見分けがつく。本番台の導入により、従前10000系列が運用されていた南栗橋〜新栃木間の普通列車にも順次本系列が導入されることになった。
2020,03,20 栃 木 |
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20440番台は20000系の先頭車と20050系の中間車両が種車となっている。このうち東武日光方2両目(モハ23430形)のみ5扉車からの改造となっており、20430番台の制御車と同様一部扉が埋められた3扉車体となっている。20430番台・20440番台は各8編成が投入される予定である。
2020,03,20 栃 木 |