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トップナンバー車スハフ14-1。全国で客車列車が風前の灯火となり、14系客車自体も全国で稼働車が10数両という現状の中、14系のトップナンバー車が現存しているというのは奇跡的であるといえる。
2017,12,02 鬼怒川温泉 |
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オハフ15形のトップナンバー車であるオハフ15-1。こちらはオハフ14形と異なり発電用エンジンを搭載していない。
2021,11,28 鬼怒川温泉 |
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2021年5月にぶどう色一色に塗り替えられたスハフ14-5。旧型客車を模した塗装で、JR北海道の「SL冬の湿原号」仕様の14系に類似しているが、同車とは異なり窓下の赤帯は配されず、文字通り「一色」となっている。塗り替え当初は既存塗装の14系と混結されたが、12系客車の連結を開始した2021年11月以降は、基本的にぶどう色の車両のみで組成されるようになった。
2021,11,28 鬼怒川温泉 |
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JR北海道からの譲渡を受けた14系はしばらく整備が施されずに存置されていたが、SL増備による客車増強の準備から、オハ14-505(ドリームカー)の整備及び「SL大樹」への投入が2019年に行われた。次いでスハフ14-501も整備・投入されたが、こちらは2021年以降ぶどう色一色に塗り替えられている。14系500番台は寒地仕様で側扉が折り戸ではなく引き戸となっている点が特徴である。オハ14-505の内装は往時の内装をそのまま引き継いでいるが、スハフ14-501はモケット張替えやトイレリニューアル等が施された(特徴的な床の市松模様はそのまま残されている)。
2021,11,28 鬼怒川温泉 |