2000形
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 1999年登場。老朽化が進んだ30形置き換えの為に製造された、現在の遠州鉄道では最新鋭の通勤型車両である。車体はそれまで増備されていた1000形に準じて いるが、こちらは制御方式にIGBT-VVVFインバータ制御方式を採用しており、回生制動も備え ることから従来車に比べ省エネに優れている。パンタグラフはシングルアームで、これは遠州鉄道では初めて採用された。車内も1000形に準じているが、1000形よりも明るくなりモケットも臙脂色から明るい紫色に変更されている。2001年に製造された第2編成以降はワンハンドルマスコン及びドア チャイムが採用されており、より近代化がなされた。更に2008年製の第4編成では純電気ブレーキの採用やスタンションポールの設置、2015年製の第6編成では車内案内表示器が液晶となる、2021年製の第8編成では行き先表示器がフルカラーLEDになる等、増備の度にマイナーチェンジが施されている。2000形は2021年現在2連8本の16両が在籍してお り、現在では30形を一掃したにとどまらず、1000形の置き換えも開始されている。この時点で2000形の本数は1000形を抜き、第1編成製造から20余年を経て、遠州鉄道では最も両数の多い車両になった。尚、制御方式は異なるものの同じ電気指令式ブレーキを採用している1000形とは連結が可能であり、ラッシュ時には同形同士だけでなく、1000形と組んだ4連も見ることが出来る。

 2008,09,06 遠州病院


■Variation
 2008年に登場した第4編成は純電気ブレーキを採用するなど、更に仕様変更がなされている。車内にも初めてスタンションポールが取り付けられるなど、その性能・アコモデーションは大手私鉄の新型車両と比較しても遜色ない。

 2008,09,06 西鹿島
 浜松市のキャラクター「出世大名家康くん」「出世法師直虎ちゃん」のラッピングが施されている第1編成。2017年放映の大河ドラマ「おんな城主直虎」に因んで製作されたもので、2016年9月よりこの姿で運行されている。

 2017,01,01 積 志〜西ヶ崎
 遠州鉄道沿線に本社のある株式会社ユタカ技研の創立30周年を記念し、特別ラッピングが施された第2編成。ユタカ技研のコーポレートカラーである青色を基調としたラッピングとなったが、遠州鉄道では全面ラッピング・青基調の旅客車両は初めてであり、極めて異彩を放つ存在であった。一般車両の「赤電」に対応するように「青電」という愛称がつけられたこの編成は、2016年4月より一年間青い姿で運行された。この編成を皮切りに、赤以外のラッピングが施される機会が増えている。

 2017,01,01 新浜松

2021/07/15