L00系
トップページ鉄道写真図鑑西武鉄道>L00系
 2025年登場。開業以来使用されてきた8500系の置き換えを目的に導入された、「レオライナー」の二代目車両である。形式のLは山口線沿線の特徴である「Lions(埼玉西武ライオンズ)、Leisure(西武園ゆうえんちのレジャー)、Lake(多摩湖)」に因み、「無限大の可能性」を示す00を組み合わせて「れおけい」と読む。本車は三菱重工で製造されており、同社が近年製造している新交通システムの車両と同様アルミ製の車体が採用されている。前面は貫通扉を備えているが左右対称の構造となっており、前照灯部分がやや外側に膨らんでいる点が特徴といえる。また、尾灯は排障器と一体化している。行き先表示器はフルカラーLEDとなり、駅ナンバリングを併記できるようになっている。側扉は8500系に合わせて片側1か所だが、両開き扉となった他、幅が1400oに拡大した。制御方式はIGBT-VVVFインバーター制御方式が採用されている他、補助電源装置の素子にはSiCが採用され、高効率化が図られている。A-MVCSと称される車両情報装置が搭載されており、車両の制御のみならずモニタリング機構も備えている。この車両情報装置の採用により、運転台はグラスコクピットとなった(主幹制御器はT型ワンハンドルマスコンハンドル)。また、ワンマン運転用のITVモニターも運転台上部に備えている。ボックスシートであった8500系とは異なり、本形式の車内は前頭部を除いてオールロングシートとなり、幅1400oの側扉とあわせ、多客時の混雑緩和に寄与している。また編成全体の定員も8500系の395名から436名と実に40名以上も増加している。前頭部の座席はkids SEATと称され、前面を向いた座席と1人掛け座席が配され前面展望を楽しめるようになっている。各車両に車椅子スペースを設けている他、中間車の車端部には沿線に因んだショーケースが設置され、第1編成では埼玉西武ライオンズのサイン入りユニフォーム、ボール等の野球グッズが飾られた。山口線では初めて車内案内表示器を採用し、一部扉の鴨居部に液晶表示器が設置されている他、セキュリティ向上のため防犯カメラも設置されている。L00系の第1編成は2026年3月から営業運転を開始した。2027年度までに3本を導入し、8500系を一掃する予定となっている。なお、各編成とも異なるラッピングが施される予定である。

 2026,06,07 西武球場前


2026/06/07