8000形
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 1998年登場。琴似〜宮の沢間の延伸開業に合わせ、輸送力増強用に登場した東西線では32年振りの新型車両である。南北線に投入されていた5000形をベースとしているが同車よりも丸みを帯びたデザインとなり、また4扉の5000形とは異なり18m3扉と6000形にあわせている。車内はロングシートだが、5000形と異なり片持ち式座席は採用されていない。宮の沢延伸時に編成両数を7両に伸ばしたことで、8000形単独編成だけでなく、6000形の増結用に中間車の8300形単独でも増備されて6000形に組み込まれた。当初は全車8000形で組成された編成は2本しかいかなったが、2002年からは6000形置き換え用としても増備が開始された。このうち2006年以降に製造された車両に関しては当初からATO関連の機器を搭載し、ワンマン運転に対応したものとなった他、貫通扉やスタンションポールの設置、非常ボタンの追加設置などの仕様変更もなされている。尚、既存の車両もATO装置やワンマン運転装置の後付けを行い、2009年から開始されるワンマン運転に備えた。増備の結果2008年までに7連24本が投入され、同年までに6000形を全て置き換えて東西線は8000形の独擅場となった。東西線の主力車両として活躍している。

 2007,11,25 宮の沢


■Variation
 6000形に組み込まれていた8300形。塗装は6000形に準じていた。内装は8000形そのものであったが、6000形に合わせて案内表示器は装備されていなかった。8000形への編入と同時に案内表示器が取り付けられている。

 2007,11,25 宮の沢