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デキ107・108号機の2両は元々岩手県の松尾鉱業鉄道で使われていた機関車で、1951年に製造された。車体はデキ101号機と同じ12mだが電動機出力はデキ102号機以降と同じで、それらと共通の運用に就くことができる。また、寒冷地で使用されていたため前面窓につらら切りが装備されている。松尾鉱業鉄道時代と同じ塗装で秩父鉄道に導入され、一旦は塗り換わったもののその後は元の塗装に塗り変わるどころか他の車両がその色に合わせることになった。2015年にデキ107号機が除籍されているため、デキ108号機のみ残る。
2007,09,10 武 川 |
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最初に製造されたデキ101号機。元々デキ8号機として竣工し、後にデキ101と改番されている。デキ102〜106号機に比べて全長が短く、かつ主電動機出力が比較的低かったため他のデキ100形との共通運用が組めず、従来車と共用されていた。1988年のパレオエクスプレス運転開始後に回送運転時の牽引機として指定されたが、1996年以降は使用されず、2006年に除籍されるまで広瀬川原車両基地で留置されていた。現役末期に茶色地に袖部白帯が巻かれた姿に変わり、そのままの姿で現在まで存置されている。
2018,05,19 広瀬川原車両基地 |
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2011年の広瀬川原車両基地一般公開に合わせ、赤地に白帯を巻いた姿に塗り替えられたデキ103号機。青地の塗装の車両が大半を占める秩父鉄道の電気機関車の中では異彩を放っていたが、2014年に元の塗装に戻されている。
2013,10,06 三ヶ尻〜武 川 |