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1000系は殆どの編成で101系0番台が種車となっているが、唯一この第6編成のみ武蔵野線用に不燃化対策がなされた1000番台が種車となっている。元をただせば他の0番台よりも古く、101系の旧称であるモハ90形として製造された由緒ある車両である。モハ90形を称していた車両として唯一の生き残りであり、非常に貴重な存在であったが2009年の7000系入線にあたっては真っ先に廃車されている。
2008,08,16 持 田〜熊 谷 |
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2007年の鉄道博物館開館に伴い、開館記念として国鉄時代に纏っていた塗装に塗り替えられた1000系。第1弾として復刻した、中央線や武蔵野線でお馴染みだったこのオレンジバーミリオン塗装は当初第11編成に塗装された。現在この編成は廃車となっているが、同編成廃車の後に第3編成が同じくオレンジバーミリオンに塗り替えられている。
2008,08,16 持 田〜熊 谷 |
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京浜東北線でお馴染みだったスカイブルー塗装を纏う第1編成。ただし101系自体は京浜東北線には一時的に配置されていたに過ぎず、スカイブルー塗装の101系は全体の歴史を通じてもごく僅かな期間しか見られなかったものである。この編成は現在も現役で使用されている。
2008,08,16 持 田〜熊 谷 |
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総武線や南武線でお馴染みだったカナリアイエロー塗装を纏う第12編成。こちらは2010年末を以て廃車されている。この他関西本線塗装としてウグイス色を基調に前面に黄色の警戒帯が配された編成も存在していたが、こちらも現在は廃車されている。
2008,12,14 御花畑 |
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秩父鉄道入線時の塗装に塗り替えられた第7編成。黄色をベースに茶色の帯が巻かれ、前面に「秩父鉄道」と表記されたこの塗装は、昭和末期〜平成初期の秩父鉄道標準塗装として1000系・3000系以外の車両にも採用されていた。この編成は2012年12月に現役を引退している。尚、この他には更に1世代前の塗装に塗られた編成も存在していたが、そちらは既に廃車されている。
2012,11,03 熊 谷 |