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7600形が1986年、7900形が1989年登場。7500形までの車両とは大幅にデザインが変わっており、特に前面は都電7000形を彷彿とさせるものとなった。また、側窓はより大型化されており、上段の窓が開くように設計が変更されている。下回りを含めて完全に新製されているが、7500形同様カルダン駆動方式は採用されずに釣り掛け駆動方式が採用されている。7600形は1両のみの陣容であるのに対し7900形は1995年までに5両が製造され、岡電としては最も在籍数の多い車両となっている。尚、岡電では7900形までの車両は製造された年を形式に反映させているため、1990年代に製造された車両は7000形と車号が被る事を防ぐため8000代へと移行したが、1990年・1994年には車両の新製がなかったために8001・8401号車は共に欠番となった。7900形、特に8501号車は、この後製造された9200形では通常のシングルアームパンタグラフが搭載されたことから、石津式パンタグラフを採用した最後の車両ともなっている。
2008,08,10 岡山駅前 |