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2002年度に導入された2次車では、ドア幅が1300oで統一されている他、戸袋窓が廃止された。車内では座席が片持ち座席に、袖仕切りが大型のものに改められている。この2次車までは前面窓下の青帯が太くなっていたが、現在は他編成に合わせ細帯とされている。
2016,06,18 経 堂 |
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2003年以降に導入された車両では更なるマイナーチェンジが施され、主電動機出力の向上や車両情報システム「TIOS」の導入、制御装置の1C4M化、排障器の大型化などが行われている。このうちお3263Fでは製造当初防音カバーが側面に取り付けられ、防音カバーの試験に供されていた。2006年からは台車周りにのみ防音カバーが取り付けられるなどその形態に変化が生じていたが、2008年7月にカバーが撤去されている。
2008,06,06 千歳船橋 |
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3000形は増備ごとにマイナーチェンジが進んでおり、2004年製の4次車からは車内案内表示器がLCDとなった他、2006年製の7次車からは行き先表示器がフルカラーLEDに変更されている。また当初は6連のみの陣容であったが2003年からは8連も製造され、バリエーションが増えている。なお、8連を組む編成は増解結を行うことがないため、新宿方にも電気連結器は備わっていない。
2017,09,18 登 戸 |
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新造された中間車を組み込み10両固定編成となった編成。輸送力増強のため3000形の一部で10連化を行うことになり、一部の6・8連編成が10連化されている。10連を組む編成は30番台ないし40番台(80番台ないし90番台)の車号となり、すべての編成で行き先表示器がフルカラーLED化されている。
2015,07,19 経 堂 |
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リニューアルが施された3000形。1000形と比べると小規模なリニューアルとなったが、外観上では前照灯の換装、ホームドア対策として非常用ドアコックの側面車端部への新設や車番表記の移設、一部編成における側扉の換装などが変更点となっている。制御装置は一新されて1000形のリニューアル車と同様フルSiC-VVVFインバーター制御方式となった。車内は座席や床材の貼り替えがなされた他、各車両の車端部にフリースペースを設けるなどの改良が施された。2022年度に6連3本に対し施工されたのを皮切りに、引き続きリニューアルの施工が続く予定となっている。
2023,05,24 本鵠沼 |