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1969年登場。1973年の架線昇圧を控え、昇圧未対応車両を置き換えるべく製造された7000系のマイナーチェンジ車両である。7000系と比べると、ドアが両開きとなり側窓が一段下降式となるなどの差異がある。1969年製の車両のみ非冷房で製造され、残りの車両は登場時から冷房が搭載されていた。尚、1969年製の車両は1978年以降冷房化が施行されたが、このグループのみ更新工事がなされないまま全車廃車されている。新製冷房車は1989年以降更新工事が施工され、現在も南海では最多両数となる114両が活躍している。単独、もしくは7000系や10000系を連結して全ての種別に充当される他、2連編成の一部は多奈川線や加太線など和歌山県内の支線におけるワンマン化に対応しており同線でも姿を見ることができる。
2008,03,06 羽 衣 |