2200系・2230系
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 2200系及び2230系はそれまで支線系統で使用されていた1521系の置き換え及び車両リニューアルを目的に、高野線で使用されていた22001系を種車に各種の改造を施した車両であり、1993年より順次改造が施された。車体は22001系時代とあまり変わらないスタイルを保っているものの、改番と同時に更新工事が施されており、内装は当時製造されていた1000系に合わせたカラースキームへと変更され、更に車いすスペースが新たに設けられている。尚、2200系は改造当初は高野線での増結運用にも使用されており、それ故前面に貫通幌を取り付けている点・行き先表示器が若干大型化されている点が特徴となっている。2200系は当初2000系と併結されて引き続いて高野線で使用されたが、両者間での性能の差は顕著であり、結局2000系の増備に伴い2200系も全車支線へと転じられたという経緯を持つ。2230系は当初より支線系統への充当を前提としており、貫通幌の撤去や床高さの嵩上げなど、2200系には見られない改造も見られる。両者とも支線への転用時に山岳線区(橋本〜極楽橋)向けの切り替えスイッチが切られている他、増結を前提としないことから電気連結器は簡易密着式連結器へと換装され、更に起動加速度が低く設定される等路線特性に合わせた改造が施された。2200系・2230系ともに2連3本ずつという陣容となっており、同車の投入に伴い非冷房の1521系が置き換えられたことから支線系統の冷房化が完了している。尚、2009年には2200系のうち1本が観光列車「天空」として大幅な改造が施されて再度高野線の橋本〜極楽橋間の運用に返り咲いており、合わせて山岳線区用切り替えスイッチの復活や電気連結器の再装備等もなされた。このため、従来通り支線系統で使用されている編成は2200系2本、2230系3本という陣容となっている。因みに全車とも2000年にワンマン化対応工事が完了しており、「天空」を除く車両は支線系統にて7100系と併せて主力車両として活躍している。

 2008,03,14 岸里玉出


■Variation
 多奈川線でワンマン運転を行う2200系。当初は高野線での運用も考慮されていたが、現在は2230系と同一性能に落ち着いている。1本が2208形「天空」へと改造されているため、2200系として通常運転に供されるのは2本となっている。

 2014,09,14 多奈川