ED501形
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 2000年登場。元々は1956年に製造された大阪セメントの私有機関車で、2両が近江長岡駅に近い伊吹工場専用線で使用されていた(当時はいぶき500形と称している)。1999年の廃線後は大井川鉄道に移籍したが、中部国際空港向けの土砂輸送で機関車が不足し、急遽大井川鉄道より移籍した。その際、ED501は借り入れ、ED502は正式譲渡という形を取っている。三岐鉄道への移籍に際しATS取り付け・重連総括制御への対応など各種改造が行われた。出力はED45形を上回っており、本線の貨物運用に大いに使用されたが、土砂輸送終了後の2003年に引退し、ED501号機は大井川鉄道に返却。ED502号機は西藤原に保存された。ED502号機は10年以上に渡って西藤原駅構内に保存されていたが、2014年には保々駅構内に移送され、後に解体された。

 2008,03,17 西藤原