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西桑名で発車を待つ273号車。このようにラッピング広告を施されることもあり、異彩を放っている。尚、273号車以降の車両は高速化改造こそ施されたものの、西桑名方先頭車が130・140形で電装化できないことから、冷房化はなされずに形式も「クモハ273形」と分けられている。
2008,03,17 西桑名 |
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1990年に増備されたモ277号車。260系登場以後に製造されている為同車の設計も取り入れられており、自重は他のモ270形と比べて軽くなっている。また、前面窓が一枚窓に改められており、外観上の特徴といえる。車内は1人掛けのクロスシートとなっており、これも260系と同様である。高速化改造後はクモハ277形となり、専ら200系と編成を組むようになっている。尚、現在のところ電気機関車を除き純正な新造車で釣り掛け駆動方式が採用された車両は同車が最後となっている。現在は200系共々三重交通時代のツートンカラー塗装に塗り替えられている。
2008,03,17 北大社車庫 |
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2019年時点でのクモハ277号車。編成を組む200系と同じく三重交通時代のツートンカラーに塗り替えられている。因みに200系が塗装変更されてからしばらくは本車両のみ三岐鉄道カラーのまま存置され、混色編成となっていた。なお、クモハ277号車の行き先表示器は2017年にLED式のものに換装されているが、200系は表示器の大きさが異なることから方向幕のままとなっている。
2019,07,16 楚 原 |