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2024年登場。経年を迎えつつあったモボ101形・モボ301形の置き換えを目的に導入された、京福電鉄では実に25年ぶりに導入された新造車両であり、「KYOTRAM」という愛称を持つ。鋼体の製造はアルナ車両が行っているが、艤装については阪神車両メンテナンスによって行われている。外装はそれまでの京福電鉄の車両にもみられた京紫色を踏襲しているが、本形式は「Timeless Design」をテーマとして開発されており、前頭部はかつての路面電車車両をイメージし、半円ドーム状としたラウンドフォルムと称される形状となり、大型曲面ガラスを採用した前面窓下に、前照灯と尾灯を兼ねた丸形の灯具が配されている。単にレトロ調というわけではなく、バンパーや排障器などは近未来的な印象を有している。行き先表示器は前面は白色LED、側扉横の窓上にガラス一体型の液晶表示器が採用されており、多言語表記や平仮名表記にも対応している。側扉は京福電鉄では初めて両開き扉が採用されている。前面がラウンドフォルムとなっていることから、乗務員扉は通常の開き戸となっている(他の京福電鉄の車両は、乗務員扉は引き戸を採用している)他、車幅灯と一体化したステップが備え付けられている。側扉は表示器を有する箇所を除き2段式となり、上段が開閉可能(内折れ式)、下段は固定となっている。制御方式はモボ2001形に次いでVVVFインバーター制御方式となった他、電気指令式ブレーキが採用されており、同系列のみならずモボ2001形と併結しての運転が可能である。主幹制御器は1軸ツーハンドルマスコンハンドルで、こちらもモボ2001形と同型となっている。車内はロングシートで、座面幅460oのバケットシートとなっている。側扉付近はフリースペースとなっており、片側には車椅子スペース、もう片側にはコンセント付きのカウンターを備えている。前面同様こちらも袖仕切りや天井形状がラウンド状となっている他、ポールもラウンド状にあわせた独特な形状となっている。路面電車タイプの車両としては珍しく、床材と鴨居部は木目調、照明は電球色となっている他、化粧板はグレー系の木目調、空調周りや窓枠、吊り革は黒くまとめられており、総じて温かみと落ち着きをあわせもつインテリアとなった。モボ1形はまず1両が落成し、2025年2月から営業運転を開始した。当初こそ1両であったが、2026年には更に2両が営業運転を開始しており、既にモボ2001形の両数を超えている。2028年までに計7両が製造される予定で、モボ101形・301形の置き換えが進められていく。
2026,04,28 等持院・立命館大学衣笠キャンパス前 |