7000形
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 1979年の北総開発鉄道一期線開通時に登場。車体外板のみをステンレスとしたスキンステンレス構造の車体であるが、前面が日本の鉄道には珍しくΣ型の形状をしていることから「ゲンコツ」の異名がついた。また、日本の鉄道で初めてカラーフィルムを採用し、側窓の固定化や熱線吸収ガラスの採用に伴うカーテンの省略、吊り革に替わる握り棒の設置など、従来の鉄道の概念にとらわれない機軸が積極的に採用されている。登場当初は先頭車が制御車の6連を組成していたが、1991年の二期線開通を前に8連化(同時に吊り革が設置されている)、更に京急線の車両安全基準により1992年に先頭車の電動化が行われた。尚、8連化の際の増備車は開閉可能な2段窓を備えており用意に判別できた。1991年の二期線開通以後は都営浅草線や京急線まで乗り入れ、最遠では新逗子までの運用が組まれるまでに至ったが、車体の老朽化が進んだため2006年より7500形による置き換えが始まり、翌2007年3月に全編成が運用を離脱した。

 2005,04,06 京成大久保★


■Composition photographs(編成写真)


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