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1981年登場。以前から走っていた元江若鉄道の車体更新車であるキハ520形やキハ530形と異なり国鉄キハ20形の発生品を流用した車体新製車両である。車体は常総線のキハ310形に準じているが、こちらは片開き3扉の両運転台車両であり、更に竜ヶ崎方の運転台は右側に設置されている。佐貫方には貫通幌が設置されており、ラッシュ時にはキハ520形やキハ530形などと連結して走行していた。尚、キハ2000形とも連結が可能で現在でもキハ2000形の検査時には同車と2連を組んで走行する。1997年のキハ2000形登場後は予備的扱いの車両になってしまったが、2001年のキハ530形の廃車後は竜ヶ崎線の旧型車では唯一の生き残りである。長らく非冷房車両であったが2002年に冷房化がなされ、同時に関東鉄道の車両冷房化率は100%となった。前述の通りラッシュ時にはキハ2000形を連結して運用に入ることもあるほか、時折単行運転の運用にも入る。
2007,06,02 佐 貫〜入 地 |