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2026年登場。経年の進んだ1000形の置き換えを目的に導入された車両で、江ノ島電鉄では500形以来実に20年ぶりとなる新造車である。「日常から非日常まで 想いを紡ぐENODEN」というコンセプトで開発されており、それまでの江ノ電の車両と同様、2両3台車の連接構造が採用されている。車体はステンレス製で、総合車両製作所の手掛けるステンレス車体「sustina」を採用している(前頭部も含めてステンレス製)が、既存の江ノ電の車両同様全塗装されており、500形と同じく緑とクリームのツートンカラーを基調とし、窓下にゴールドの帯を配したものとなっている。前面やや膨らみをもたせた形状で、大型の3枚曲面窓を採用することで眺望性が向上している。鉄道車両として初めて、窓に「ポジカくっきりフォルム」というフィルムを貼り付けており、外の景色をより鮮明にするのみならず飛散防止にも一役買っている。前照灯・尾灯はいずれもLEDの粒型で、斜めに配置することで精悍な印象となっている。制御方式は500形に引き続きIGBT-VVVFインバーター制御方式が採用されており、消費電力量は1000形と比べて実に49%も低減している。また、当初よりワンマン運転を見据えており、車外監視カメラやホーム検知システムを当初より搭載している。車内は海側が2人掛けのボックスシート、反対側がロングシートというセミクロスシート配置となり、自然と海側を向く配置となった(乗務員室背後のみ2人掛けのクロスシートを設置)。海側の眺望性を重視するため、ボックスシート側には網棚が設置されていない。眺望性の向上のみならず、この座席配置とすることで通路部分の床面積が拡大し、混雑の緩和も図られている。カラースキームは編成により異なる予定で、300形等の江ノ電の車両をイメージした木目調の床と緑のモケット、江ノ島の海と砂浜をイメージした砂地模様の床と青系のモケット、鎌倉大仏等をイメージした茶系の床と「ストーングレー」と称される灰色のモケットの3種類が採用される計画である。ロングシートの袖仕切りは大型のガラス製となり、江ノ電にまつわるイラストが描かれている。また、車内案内表示器は17.3インチの液晶表示器となり、既存の車両に搭載されているものよりも拡大している。車椅子スペースも完備している他、乗降用スロープも車内に常備され、無人駅などで乗務員が操作できるようになっている。この700形はまず2本が導入され、2026年4月から営業運転を開始した。引き続き増備され、1000形の一部を置き換えていく予定である。
2026,05,23 峰ヶ原信号所〜七里ヶ浜 |