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東京方前面は通常他車と連結することから警戒塗装はなかったが、連結器やジャンパ栓等が多く厳めしい外観が特徴となっていた。
2012,08,23 碓氷峠鉄道文化むら |
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20号機以降はEF56形が種車となっている。元々EF56形は蒸気暖房装置を搭載した旅客用機関車で、EF59形の改造に際しては不要となることからその撤去が行われている。このうち23号機までの4両については1937年製の前期型グループから改造されている。同グループは丸みを帯びたデッキ付きの車体が特徴で、現在はこのグループで最後まで使用されていた21号機が静態保存されており、特徴的なフォルムを今に伝えている。
2017,10,21 広島車両所 |
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EF53形改造のグループと同様、東京方については警戒帯が取り付けられていないため、ジャンパ栓等の相違はあるがEF56形時代を髣髴とさせる。なお、ラストナンバーとなる24号機のみ1940年製のEF56形後期グループからの改造となっているが、こちらは庇のない角ばった車体となっている。
2017,10,21 広島車両所 |