|
広島地区の地域色である濃黄色に塗装されている105系。現在は岡山地区・広島地区ともにこの塗装への塗り替えが進んでいる。尚、それまでの福塩線の塗装は黄色地に紺色の帯が配されたものであった他、登場当時は朱色一色に塗装されていた。
2014,12,31 神 辺 |
|
2014年秋になり、NHKの連続テレビ小説「マッサン」のラッピングが施された105系。舞台の一つが呉線沿線の竹原市であったことに由来し、主に竹原を通る呉線の広〜三原間で運用された。2015年3月までこの姿で運用されている。
2014,12,30 広 島 |
|
和歌山地区の標準塗装である青緑色に塗られた105系。和歌山地区の105系は2009年以降順次この塗装へと塗り替えが進んでいる。元々和歌山地区には新造車グループは存在していなかったが、165系の置き換えを目的に転属している。専ら紀伊田辺〜新宮間で使用されており、同地区におけるローカル輸送を担っている。尚、転属当初はオーシャングリーンをベースにラベンダー色の帯が配されていた。
2015,01,11 紀伊勝浦 |
|
103系から改造されたグループは種車の4扉を堅持しているのが特徴である。先頭車化改造車の前面は新造車と同じデザインとなっているが、車体断面が新造車グループとは異なっている他、現在に至るまで体質改善工事は施行されていない。また種車の103系は側面の方向幕が取り付けられていなかったため、105系への改造後もそのままとなっている(前面の行き先表示器は手動のままとなっている)。尚、写真のクハ104-601は103系1000番台改造の車両が多い中で、数少ない0番台からの改造車となっている。種車は1965年製のサハ103-66で、50年以上使用された車両としても稀有な存在だったが、2016年4月に廃車されている。
2014,12,30 可 部 |
|
広島地区の標準色である濃黄色に塗り替えられた改造車グループ。この塗り替えは新造車・改造車を問わず行われている。この車両は103系時代から制御車であり、かつて千代田線に乗り入れていた時代を彷彿とさせる。元々は和歌山に在籍していたが、103系0番台改造の制御車を置き換える目的で広島に転属している。長らくの間可部線の主力車両として活躍してきたが、2016年3月のダイヤ改正で広島地区の電車が全て3扉化されたことで、広島に所属していた改造車グループは全て運用を離脱している。
2014,12,30 可 部 |
|
和歌山地区標準の青緑色に塗られた改造車グループ。同じ和歌山地区でも、和歌山線や桜井線で使用される車両は全てこの改造車グループである。一部は更新延命工事が施工されており、施行車は窓がユニット窓に改められた他戸袋窓が埋められている。因みに改造車グループの冷房化改造では、一部にバス用冷房装置を応用した簡易冷房化改造が施された車両も存在しており、この改造が施された編成の制御車は屋根上が非冷房時代のまま残されている。
2014,04,28 五 条 |
|
体質改善が未施工の車両は現在も戸袋窓が残されている。種車となった103系では順次戸袋窓の埋め込みが行われていったのとは対照的である。この青緑色は若干色合いは異なるが常磐快速線に在籍していた103系に塗装されていたエメラルドグリーンに類似しており、殊にもともと制御車であった車両はまさに常磐線を彷彿とさせる姿になっていると言える。なお、和歌山地区における改造車グループは227系1000番台に置き換えられており、2019年9月までに桜井線・和歌山線から撤退している。大半の編成はこの時点で運用を離脱し廃車されたが、2編成が紀勢本線用の予備車として2020年の時点で現存している。
2014,04,28 吉野口 |
|
和歌山地区の旧標準塗装はクリーム地に朱色の帯が配されたものであり、改造時から四半世紀近くこの塗装を纏っていた。尚、初期に冷房化された編成はこのように集中型の冷房装置を搭載しているが、この冷房装置の搭載はコストがかかるため、後に上記の簡易冷房化に移行している。
2009,03,14 和歌山 |
|
「万葉の四季」ラッピングが施されている105系。2010年の「奈良デスティネーションキャンペーン」にあわせて、「万葉まほろば線」と路線愛称がつけられた桜井線に因んだラッピングデザインの105系が数編成登場し、一部はキャンペーン後も2017年まではそのままの姿で走っていた。
2015,11,21 高 田 |