NT200形
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 2005年登場。老朽化したNT100形の置き換え用に新潟トランシスで製造された軽快気動車である。同時期に製造された会津鉄道や肥薩おれんじ鉄道の車両と同じく全長18.5mの車体で、従来車より2m拡大している。最高速度が95kmとなり、車両をコンピューター管理するシステムであるTICSを採用するなど、性能面も他社の同形車と変わりないが、こちらは上部のライトが全て前照灯であり、貫通扉横に小さな尾灯が設けられている点がデザインの違いとして挙げられる。車内は2人+1人掛けのボックスシートとロングシートを配したセミクロスシートであり、車椅子スペースや車椅子対応トイレも装備しバリアフリーにも対応している。まず2005年3月に4両が営業運転を開始し、10月には更に3両が増備されて7両体制になった。同時にNT100形が営業運転から外れ、のと鉄道の営業列車はNT200形の独擅場となった。現在も独擅場のまま、主力車両として活躍している。

 2011,08,01 穴 水


■Variation
 NT212号車は、2011年6月より「能登ふるさと博」を宣伝すべく、「能登ふるさと博」のキャラクターである「のとドン」をラッピングした「のとドン号」として運用に入っている。土日にはイベント列車にも投入され、のと鉄道の活性化としての役割も担っている。現在はラッピングが終了しており、通常の形態に戻っている。

 2011,08,01 穴 水