ED30形
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 1954年登場。北陸鉄道として唯一新製された東洋製の電機。登場時は国鉄キハニ36450形廃車発生品の台車が流用されていた。専ら貨物輸送に使用され、1976年の貨物輸送廃止後は除雪用となり大型のスノープラウが取り付けられた。近年まで除雪用事業用車として、ED20形と共に通常は鶴来駅構内に留置されていた。尚、1994年には機器更新が行われており、足回りが7000系と同じものに揃えられ高性能化されている。その為電気機関車としては珍しいカルダン駆動車両となっている。当車は2010年に廃車となっており、譲渡先を公募した結果若桜鉄道隼駅にて展示されることとなって現在に至っている。尚、隼駅での保存展示に際しスノープラウは外されている他、JR四国の12系を連結した状態で保存され「ムーンライトはやぶさ」という愛称が付けられた。

 2009,03,12 日御子〜鶴 来