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2003年に量産先行車、2004年に量産車が登場。JRE501系に次ぐ2例目の交直流通勤型車両である。4M2Tの6両編成を組成するが、将来の8連化に備えた設計となっている。TX-1000系に準ずる点も多いが、同車と異なりこちらは日立製作所製で、車体は日立製作所特有の「A-train」を採用しており、電装品も同社製のものを使用している。尚、銘板は赤色である。交直流車両であるためパンタグラフ周りには機器が多く配置されており、現在1編成中には2基パンタグラフを搭載した車両が2両存在する。車内はロングシートを中心としながらも、3・4両目はセミクロスシートとなっている。また、無線LANが車内で使用可能であり、無線LANが使用できるようボックスシートの通路側にはパソコンが置けるほどのテーブルが設けられた。開業時に製造された車両以外にも輸送力増強に伴って増備が断続的に続いており、2012年現在は6連23本の138両が在籍。秋葉原〜つくば間の全区間運用を中心に主力車両として活躍している。なお、現在はボックスシートのロングシート化が進んでいる他、2018年からは車体修繕が開始されている。なお、2019年に車両基地内で発生した事故により2両が廃車されており、つくばエクスプレスの車両として初の廃車となっている。 2008,10,13 八 潮 |
■Variation |