ケキ100形
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 1953年にケキ101、1957年にケキ102、1958年にケキ103が製造された。いずれも新潟鉄工所製であるが、ケキ101と他2両ではデザインが異なり、後者は津軽鉄道DD350形と同等の車体を有す。登場から一貫して貨物輸送に従事し、時に客貨混合列車の牽引を行うこともあった。尚、ケキ102号車は当初茨城線の貨物輸送に使用されていたが1971年の茨城線廃線後に湊線へ移籍している。1984年を最後に湊線の貨物輸送はなくなったが、それと前後して1990年までに2両が廃車となり、以後はケキ102号機のみが残った。ケキ102号機はしばらくイベント及び保線用に残されたが、2005年5月に車籍を抜かれている。現在はJR貨物北陸ロジスティクスに引き渡されており、JR氷見線の伏木駅構内に保管されている。現在も自走は可能であり、引き渡し後も自走した実績がある。

 2007,03,27 那珂湊