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1976年登場。元は1948年に製造された西鉄北九州線の500形であり、他車に置き換えられて廃車になった車両のうち3両が広島電鉄に譲渡された。譲渡に際してはワンマン運転対応化、前部中央窓の固定化を始めとして後部扉を車両の中ほどに移設し、折り戸を引き戸に変更するなどの大掛かりな各種改造がなされている（元々西鉄500形は車両の前後に折り戸が設けられていた）。尚、西鉄時代の1950年代半ばには、急カーブにおける車両通行時に支障のないよう前面が狭められており、それが600形における一つの特徴となっている。塗装は西鉄時代をイメージしたものとなったが、厳密には往時の塗装とは異なる。1983年に603号車が事故廃車され、その後残る2両については1984年に冷房化改造がなされ引き続き使用された。その後601号車は2001年に廃車されており、現在は602号車のみが残っている。602号車は江波車庫に所属しており、主に朝ラッシュ時の7系統・8系統に使用される。 2008,08,09 江波車庫（公道より撮影） |