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2019年登場。5100形に次いで製造された5車体連接車両であり、それまでに製造された「Greenmover」の極致ともいえる車両で「Greenmover APEX」という愛称を持つ。「未来×スピード」を基本コンセプトとしており、外観・内装いずれも「モノトーン+アクセント」というカラースキームを貫いている。車体デザインは5100形の丸みを帯びたデザインを継承しつつ、よりスピード感の強調されたデザインとなっている。色は黒と白を基調とし、アクセントとして前頭部とロゴマークに黄緑色を配している。行き先表示は視認性向上を図り、それまでの3色LEDではなく白色LEDが採用された。制御方式は5100形や1000形と同じくIGBT-VVVFインバーター制御方式であり、東洋電機製の制御装置を搭載する。車内はロングシート主体のセミクロスシートで、こちらも黒と白を基調としており、手すりの黄緑色がアクセントとなっている。座席は従来の車両と異なりグレー地となり、川の流れをイメージした黄緑の曲線模様があしらわれている。通路中央のポールが廃されたことでベビーカー、車いす利用者が移動しやすいよう配慮されている他、扉上には多言語での案内や現在位置も表示可能な液晶式の車内案内表示器を備えている。なお、本形式では元々車掌2名常務は考慮されず、既存の車両で車掌台だった一部分を客室にすることで、着席総数が増加している。5200形はまず1編成が2019年3月から営業運転を開始しており、2024年3月の時点では9編成の陣容となっている。なお、現時点では2021年までに導入された6編成が荒手車庫所属で宮島線直通用に、2022年以降に製造された3編成が千田車庫所属で市内線運用に従事している。
2024,02,06 中電前 |