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1997年登場。それまで製造されていた3900形のマイナーチェンジ車両である。性能面では3900形とほぼ同じでGTO-VVVFインバーター制御方式を採用しているが、車両デザインは大きく変わり、愛称もそれまでの平仮名表記(ぐりーんらいなー)から英語表記(Green Liner)に改められた。緑を基調としたこのカラーデザインは高く評価され、同形式は第32回SDA優秀賞に認定されている。また、同型式は広島電鉄においてシングルアームパンタグラフを初めて採用した他、ヘッドライトはバス用のプロジェクター式のものが採用されており、鉄道車両としては初の試みとなっている。車内は引き続きロングシートとなっているが、シートモケットは既存車とは異なる青系(優先席は灰色)のものが採用され、全体的に寒色系でまとめられている。3950形は6編成が製造されており、以降はドイツ製超低床車の5000形が投入されることとなる。一時期は一部編成が千田車庫に所属し市内線で使われた時期もあったが、現在は全車とも荒手車庫に配置され、宮島線直通運用に充当されている。
2008,08,09 八丁堀 |