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600系のうち、ク503号車とク504号車は名古屋線の1800系から改造されている。同一編成を組むモ603号車・モ604号車は同じく名古屋線用の車両ながら1600系の後期車が種車となっている。異なる種車同士で同一編成を組むことが多いのが、600系の特徴の一つである。なお、この編成はB修繕を受けないまま2016年に廃車されている。
2012,12,23 美濃松山 |
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3両編成を組む602F。600系では601F・602Fの2本が3連を組んでいる。中間に連結されているサ550形(元南大阪線用の6000系)には長距離での団体運用(特に初詣用団臨)を考慮してトイレが設けられたが普段は閉鎖されており、結局2編成ともB更新の際に撤去されている。
2012,12,23 桑 名 |
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「養老鉄道×HELLO KITTY」ラッピングが施された601F。養老鉄道の開業100周年を記念し、日本旅行のプロデュースの下行われた「養老鉄道×HELLO KITTY」キャンペーンの一環でラッピングが施されたものであり、2019年7月からこの姿で運用に就いている。
2019,07,16 西大垣〜大 垣 |
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600系の中でも、唯一「ラビットカー」こと南大阪線の初代高性能車6800系から改造された606F。増結用に製造された最後期のグループとはいえ、2001年に同じく6800系から改造されたク530形が廃車された今、現存する唯一の元6800系である。同編成は2009年にB更新が施行されたが、その際に塗装が変更され、6800系が登場当初纏っていたオレンジベースに白帯を巻いた塗装になっている。同じく当時付けられていた「ラビットマーク」も復元され、往年の姿を再び披露している。
2012,12,23 播 磨〜桑 名 |