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1980年に譲渡された車両は当初より大型の方向幕を有しているのが特徴であり、現在は英字併用の方向幕が搭載されている。当初はこれ以外にも従来編成との差異はあったものの、更新工事の施工に伴いその差は殆どなくなっている。この2006編成は現在オレンジを基調とした塗装をまとっている。
2013,03,13 黒崎駅前 |
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最終増備の2007編成は赤色を基調とした塗装を纏っている。このように2000形は1編成ずつ「レインボーカラー」と称して異なる塗装を纏っているが、紫色であった2001編成は2012年に廃車されている。
2013,03,13 筑豊直方 |
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2000形最後の1本となった2003編成。この編成は2018年に車両検査を受けており、その際に塗装が同車にゆかりのある塗装に復元された。1編成に2種類の塗装を施されており、B車正面とB車に向かって右側はオキサイドイエロー地にボンレッド帯という、所謂「黄電」の姿が再現された。
2019,03,10 楠 橋 |
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A車正面及びB車に向かって左側はかつて西鉄の軌道線で見られたマルーンとクリームのツートンカラーが再現されている。前述のとおり1編成に2種類の塗装が施されたため、見る角度によっては完全なリバイバルカラーとなるが、反対側から見た場合は非常にちぐはぐな印象となる。2022年11月のラストランを以て運用を退き、筑豊電鉄から同型が消滅した。
2019,03,10 楠 橋 |