キ100形
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 元は1933年に国鉄大宮工場で製造された国鉄キ100形除雪車のキ120号車であり、1968年に米沢区への配置を最後に廃車となったものを津軽鉄道が譲り受けたものである。譲渡に際しては大きな改造もなく、ほぼそのままの形態でDD350形に連結されて冬季の除雪作業に従事したが、近年は除雪用モーターカーの導入に伴い運用を外れていた。基本的には津軽五所川原に留置されているが、2010年代に入り再び本線走行も行われるようになり、チャーター運転も行われている。なお、DD350形の故障時には津軽21形が同車両を推進運転するという珍しい光景を見ることができた。

 2007,09,05 津軽五所川原