オハ46形
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 1983年、それまで「ストーブ列車」に使用されてきたが老朽化したオハ31形の置き換え用に、国鉄より譲渡を受けた車両である。元は国鉄オハ46 2612および2662であり、それぞれ1954年・1955年に製造されている。オハフ33形と同様、譲渡に際しては塗装変更を始めとしてトイレ・洗面所の撤去、ストーブ用の煙突の取り付けとそれに伴う一部座席の撤去など、津軽鉄道の仕様にあわせた各種改造がなされている。長年に渡り2両体制で推移したが、2006年以降は老朽化からオハ463が運用を外れており、津軽五所川原駅で団体客用の待合室として利用されている(一時期は喫茶店としても利用)。またこの運用離脱を一つの契機として、ストーブ列車に津軽21形が連結されるようになっている。残存したオハ462は現在もオハフ33形と共にストーブ列車をはじめ各種イベント列車でも使用されている。

 2007,09,05 津軽五所川原


■Variation
 ストーブ列車の任に就くオハ462号車。ストーブ列車として充当される際には、客車最後尾にはこのように愛称表示がなされる。

 2019,01,15 嘉 瀬