7000形
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 2002年登場。上飯田線の開業にあわせ、名古屋市側の車両として製造された。直通運転先の名鉄300系にあわせた設計となっており、製造工法の違いから(こちらの車体は鶴舞線の3050形に準じている)外観は異なっているものの、電装品や走行機器類は名鉄300系と同等のものが搭載されている。運転取り扱いも名鉄300系と同様で、右手操作型ワンハンドルマスコンハンドルを名古屋市交通局の車両として初めて採用している。車内も同車に準じており、転換クロスシートとロングシートが別々に設けられた座席配置となっている。このため、地下鉄の車両としては日本で唯一転換クロスシートが設けられている。上飯田線は全長0.8kmと距離が短いことから、7000形は4連2本のみ製造された。上飯田線が開業した2003年3月より営業運転に投入されており300系に混じって使用されており、前述の通り機器類を名鉄300系と共通化したことや上飯田線が地下鉄他線と繋がっていないことから、車両の検査は名鉄の舞木検査場で行われる。

 2008,03,16 犬 山