2500形
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 1988年登場。「パノラマ車」3000形に次ぐアッパークラスの密閉型ボギー客車である。車体は「特別車」の2000形に準じているが車内は転換クロスシートとなり、赤と白を基調とした塗装となるなど従来の車両とは一線を画すスタイルとなっている。こちらは新たに設定された「リラックス車両」となり、車体・車内設備・車両クラス共に2000形と3000形の中間的な存在となった。1990年には2800形が製造された事で増備が一旦止まったが、翌年より再び増備され最終的にはボハ2500形16両、ボハフ2500形8両の24両が製造された。尚、このうち半数の車両は関西電力の専用車であり、そちらは50番台に区分されている。関西電力線用車以外は一般旅客輸送に使われ、「リラックス車」の主力車両として活躍している。

 2011,07,30 宇奈月温泉