3000系
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関連リンク富山地方鉄道10030形
 1995年登場。廃車された京阪3000系を譲り受けた車両である。京阪3000系は1971年以降に製造された特急型車両であり、テレビカーの連結等従来の京阪特急の伝統を受け継ぎながら、カラーテレビや冷房装置、折り畳み式補助椅子の採用等従来車以上のサービスアップがなされている。後継の8000系に置き換えられて廃車になった先頭車のうち、2連1本が大井川鐵道に譲渡されている。ただし下回りは軌間が異なることから、営団地下鉄の廃車発生品を流用している。譲渡に際してはワンマン化改造がなされてスカートが撤去されるなど多少外観の変化はあるが、富山地方鉄道へ譲渡された車両と異なって現在も京阪時代の塗装を堅持しており、更に車号も変わっていない。また行き先表示は京阪時代に特急マークを取り付けていた箇所に大型の行き先表示板を掲示することで対応しており、側面の方向幕は使用停止の措置がとられた。車内は基本的に京阪時代の転換クロスシートのままではあるが、ワンマン機器及び車端部への自動販売機の設置に伴い、一部座席が撤去またはロングシート化されている。因みに折り畳み式の補助椅子はそのまま使用できるようになっている。3000系は当初より一貫して2連1本のみの陣容となっており、20年弱にわたって関西地区からきた他の譲渡車両と共に活躍してきた。しかし1本しかない特殊性もあり、2014年2月を以て同車は定期運用を離脱することになった。

 2009,03,21 新金谷



■Variation
 2012年より3507号車は京阪特急の鳩マークが復活することとなり、塗装も相まって当時の姿がよみがえった。更に2014年の引退を前にテレビカーの文字もレタリングされている(ただしテレビ自体は設置されていない)。

 2014,01,25 新金谷