250形
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 250形は1948年に製造された札幌市電初の戦後製ボギー車である500形の廃車発生品を流用し、新造した全金属製の車体及び台車と組み合わせたボギー車両であり、1961年に登場した。それまでの機器流用車とは形状は類似しているが、こちらは当時配備されていた路面気動車D1020形に準じた車体となった。これにより車長が13.1mと60p長くなり、その反面車高がやや抑えられたため、やや異なる印象となっている。車長が伸びたため、乗車定員は210形等と比べて10名増加している。車両性能は240形に準じ、製造当初より間接非自動制御方式となった。もともと種車となった500形は5両が在籍しており、全て250形に更新されたため、250形も5両の陣容となっている。5両とも路線廃止等で市電の規模が縮小する中でも全車現存し、1970年のワンマン化改造、更には1978年以降と1991年以降に行われた2度の車体更新により現在のスタイルが確立した。2度目の更新後のスタイルは240形とほぼ同様で、尾灯も左右双方に配置されており、前照灯の真横に配置されている。また、札幌市電では1999年より全面広告車両の走行が開始されたが、その際には同形式3両が広告車両となり、以降の全面広告車のはしりとなった。尚、2015年の市電環状化を控え、残存車は行き先表示器が順次LED化された。また同時期より集電装置の換装も始まり、施行車はシングルアームパンタグラフとなった。

 2014,03,08 電車事業所前


■Variation
 全面広告を纏う255号車。札幌市電における全面広告は、この250形が嚆矢である。

 2014,03,08 電車事業所前
 行き先表示器がLED化された251号車。2015年12月の市電ループ化を前に、同年中に全ての250形で行き先表示器のLED化が行われている。環状運転時の表示は外回り・内回りの囲い文字と「循環」の併記となる。

 2016,01,09 電車事業所前