2000系
トップページ鉄道写真図鑑埼玉高速鉄道>2000系
 2000年に、翌年3月の埼玉高速線開通を控えて同線用の車両として登場した。形式の2000はこれに由来する。車体は直通先の南北線9000系をベースとしているが、こちらは側扉がステンレス無塗装のものになり、車内案内表示器が千鳥配置になるなど随所にコストダウンが図られており、また前面デザインも9000系とは異なる造作になっている。車内は座席モケットが埼玉県花「サクラソウ」をイメージしたものになるなど他車には見られない特徴もある(現在はモケット換装中で、換装車はより濃いモケットとなっている)。2006年には案内表示器のついていない扉付近に液晶表示器が取り付けられ、「Sai-Net Vision」という名前で各種動画広告などを流している。開業までに6連10本が竣工し、専ら浦和美園〜日吉間の運転に使用される。一時期は「みなとみらい号」にも用いられたが、最近は実績がない。尚、将来の8連化に対応した設計となっており、車番も8連に対応したものとなっているので中間の2300番・2400番台は欠番となっている。

 2008,07,24 多摩川