2000系
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 2007年登場。1010系の置き換え及び輸送力増強用に製造されたニューシャトルの最新鋭車両である。従来の車両と異なり車体は軽量ステンレス製となり、第1編成は県花サクラソウをイメージしたピンク色のラインがあしらわれているが、このイメージカラーは編成によって異なっている。制御方式はIGBT-VVVFインバーター制御方式で、埼玉新都市交通では初めて採用されたものである。従来車よりも車幅が拡大したことによって定員数が増加した他、ドア鴨居部にLED式の案内表示器が取り付けられ、乗務員室背後に車椅子スペース(折り畳み座席として通常時は着席できるようになった)が設けられる等、従来車以上にサービス面の向上が図られている。また、行き先表示器はLEDとなり、側面にも小型の行き先表示器が取り付けられた。第1編成は鉄道博物館開館に伴う輸送力増強用に製造されたこともありしばらくは6連1本のみの陣容となっていたが、2010年からは本格的に1010系の置き換えを目的に増備が進んでおり、現状では6連7本の陣容となっている。1010系に変わる新たな主力車両として、今後の活躍が期待される。なお、2015年からは後継の2020系が製造されているため、2000系としてはこの陣容で推移するものと思われる。

 2008,04,09 加茂宮


■Variation
 2012年に製造された第5編成のイメージカラーは青色となっている。この他、2000系にはオレンジ・黄・黄緑・赤をイメージカラーとする編成が存在しており、1050系同様見る人の目を楽しませてくれる車両という事ができるだろう。

 2013,07,14 東宮原
 2011年に製造された第4編成のイメージカラーは黄色となっている。

 2014,05,24 鉄道博物館
 2010年、第1編成より3年ぶりに製造された第2編成のイメージカラーはオレンジ色となっている。この編成より車内案内表示器の数などに仕様変更が生じている。尚、この編成は2010年に同線初の「お召列車」にも充当されている。なお、2015年の2020系登場に際しては、前面のロゴマークが変更されている。

 2015,12,05 今 羽
 第3編成はテーマカラーが緑色となっている。2015年に2020系が営業運転を開始するのにあわせてロゴマークが刷新されており、現在は全編成とも新しいロゴマークが貼り付けられている。

 2015,12,05 今 羽
 第6編成のテーマカラーは赤色となっている。

 2015,11,28 今 羽
 2000系として最も新しい第7編成は、第1編成と同じくピンク系統の色となったが、こちらはより明るさを増しており、「桜色」と称されている。

 2015,11,28 今 羽
 前照灯がLED化された2000系。2017年頃から換装が始まり、現在は全編成ともLED化されている。

 2019,04,21 羽 貫
 2018年になり配色が変更された第1編成。従来の色が更に濃くなり、「レッドパープル」と称した色に改められた。

 2019,04,21 羽 貫
2019/04/21