デキ500形
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 デキ500形は1973年より製造が開始された、秩父鉄道では最も新しい電気機関車である。デキ300形をベースに製造されており、全長12.6mのデッキ付箱型車体である点はそのまま引き継いでいる。当初より前照灯がシールドビームなった他、当初より青地に白帯という現行の標準塗装で落成した点はデキ300形と異なる点であり、また空気圧縮機も変更されている。デキ500形は1980年までに7両が製造されたが、1979年以降に製造されたデキ503号機以降は窓幅が大きくなり庇が新設され、1980年に製造されたデキ506号機以降は尾灯が埋め込み式になる等、増備の度にマイナーチェンジがなされている。このうちデキ507号機は秩父鉄道の所有ではなく、チチブセメント(後の太平洋セメント)の私有機関車として製造されている。初期車製造から40年が経過しているが、私有機のデキ507号機を含め全車両健在であり、デキ100形の両数が減少した現在では、秩父鉄道で最も多くの両数が在籍する機関車となっている。他の機関車と同様、貨物輸送の主力車両として活躍している。尚、現在はデキ505号機が茶色に白帯という姿に塗り替えられており、異彩を放っている。

 2007,09,10 武 川


■Variation
 デキ500形のラストナンバーである507号機。1980年に製造されたグループは尾灯が埋め込み式となっており、印象が変わっている。この車両のみチチブセメント(後の太平洋セメント)の私有機として落成したが、塗装や社紋は秩父鉄道のものとなっており、他機と変わらずに使用されている。

 2014,03,30 武 川
 現在のデキ502号機。2016年より黄色地に茶帯という、旧秩父鉄道標準色に塗り替えられているが、電気機関車がこの塗装を纏うのは今回が初の事例となる。

 2018,05,19 広瀬川原車両基地
 デキ505号機は2010年よりぶどう色に白帯の姿となっている。後述のデキ504号機同様、塗り分けのパターンは通常色に準じている。このデキ505号機が、デキ500形としては初の塗装変更機である。

 2018,05,19 広瀬川原車両基地
 2018年5月の検査に際して塗り替えられたデキ504号機。芝桜などを思わせるピンク地に白帯という姿となった。同月に開催されたイベント「わくわく鉄道フェスタ」でお披露目されている。

 2018,05,19 広瀬川原車両基地

2018/05/19