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ラッピングの施されていない初期車のオリジナル形態は、アルミ無地にマリンブルーの帯が巻かれたものとなっている。尚、初期車は当初側面への方向幕及び車外スピーカーは有していなかったが、2007年以降に順次設置している。この他、車内案内表示器のLCD化も漸次行われているが、経年を迎えつつあるため、3000系の投入により順次置き換えられる予定である。
2019,05,04 蛍 池 |
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1993年と1995年に各1本ずつが製造された中期車は30番台に分類されており、当初は全車ともセミクロスシートの内装となっていた。このうち1995年に製造された32編成から側面にも方向幕が取り付けられた他、車内案内表示器が新設されている。このようにこのグループは以降に製造される車両への過渡的な存在という事ができる。尚、大阪モノレールではフルラッピングの広告を施している編成が多く、非常に目立つ存在となっている。なお、32編成は2018年の大阪府北部地震で被災しており、長期間離脱の後2020年に廃車されており、本系列の廃車1号となってしまった。
2008,03,10 万博記念公園 |
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1997年の大阪空港〜柴原間及び南茨木〜門真市間開通に合わせて製造された後期車5本は20番台に分類されている。基本的なスタイルは30番台に準じているが、ロングシートのバケットシート化や先頭車の内装をオールロングシートに戻すなど改良が加えられている(現在は全編成ともオールロングシートに改められている)。
2008,03,10 万博記念公園 |
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ラッピングの施されていないオリジナルスタイルの20番台。この配色は2000系にもそのまま引き継がれている。なお、1000系のうち30番台以降の編成については、2017年より行き先表示器のLED化が行われている。
2019,05,04 蛍 池 |