■Variation |
木島線、屋代線及び信州中野〜湯田中間にはこのO編成が使用されていた。Oとはワンマン運転の事を指し、車内には運賃表示器や運賃箱など、ワンマン運転に必要な機器が搭載されている。このグループは車号が20・30番台となっており、全て非冷房のまま存置されている。木島線・屋代線が廃止された事から本グループからは余剰車が発生しており、現在運用に就いているのはO2編成1本のみになっている。尚、他の編成と仕様を揃える為、車内の運賃箱は使用を停止している。 2008,09,08 須 坂 |
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O6編成は、屋代線の廃止が近づいた2011年12月にロゴマーク及び赤帯が撤去され、営団時代を彷彿とさせる無塗装の姿となった。基本的に屋代線で使用された後、2012年3月に屋代線が廃止となると同時に廃車されている。長らく倉庫代用として須坂駅構内に留置されており、その姿を見ることができた。同編成は2019年に解体されたが、その後O2編成が引退に際してこの姿に復元されている。 2015,07,25 須 坂 |
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中間電動車を連結した3両編成の3600系はL編成と区分される。LとはLong、即ち編成が長いことを指し、それ故ラッシュ時を中心に長野線で使用されていた。3600系は3連3本が竣工したが、8500系の登場でL1・L3編成が運用を外れ、後に廃車された。このため、営団3000系の中間電動車を出自とする車両は1両が残るのみとなっている。尚、廃車された編成も含め、このグループは全て冷房化がなされていた。L2編成は2020年まで現役で用いられたが、3000系に置き換えられて同年9月に運用を離れる。 2008,09,09 善光寺下〜本 郷 |