101系
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 1991年登場。元西武401系で、1993年までに2連3本の6両が竣工した。切妻型の車体は601系、とりわけ行き先表示器が当初より設置されている2次車と酷似しているが、こちらはヘッドライトの形状が異なる他西武時代からの前面補強板がそのまま残されており、それに伴って塗装も若干異なるなど外観上にいくつか違いがある。更に601系が非冷房の釣り掛け駆動方式の旧性能車両であるのに対しこちらはカルダン駆動の高性能車で冷房装置が取り付けられており、性能・サービス面では601系に比べて大きく向上している。西武在籍時から2連を組んでいたことから前述の補強板を含めて比較的原形をとどめているが、前述の前照灯の他に台車に関しては三岐竣工時に西武時代の空気バネ台車からコイルバネ台車に交換されている。また保安装置も三岐鉄道のものへと交換されている。2012年現在、三岐線に在籍する旅客車の中では唯一2連を組んでおり、現在もなお日中の閑散時を中心に主力車両として活躍している。

 2008,03,17 伊勢治田〜東藤原


■Variation
 2019年時点での105編成。製造から55年が経過するが全車とも第一線で使用されている。近年101系は前面窓部分に車両番号が追記されている。

 2019,07,16 伊勢治田〜東藤原
 「デンソースパークプラグ」60周年を記念した全面ラッピングが施された101編成。2018年8月よりこの姿で運用に就いている。このように三岐線では、接続する近鉄名古屋線にもみられるような全面ラッピングが施されることがある。

 2019,07,16 保 々
2019/09/01